外交行嚢 2020 1 2

 外交行嚢(がいこうこうのう)とは、
「外交封印袋」や「クーリエ」とも言われます。
 ウィキペディアでは、このように書いてあります。
外交文書には、機密文書も多く含まれることから、
運搬業務に当たっては、厳重に封印が施され、
「DIPLOMAT」(外交官)の文字が印刷された、
機内持ち込み可能な巾着袋「外交行嚢」(外交封印袋)を用いる。
 また、一般に外交特権の一種として、
行嚢の中身に関しては、税関などで確認を行われないことが認められている。
(引用、以上)
 ただし、「外交封印袋」の中身には、
たまに問題があるようで、それを題材として、
1997年には、アメリカで「THE PEACEMAKER」という映画が作られました。
 アメリカは、このような問題をどう考えているのかわかりませんが、
自分で映画を作るくらいなので、十分に気を付けているのでしょう。
 この映画は、世界各国に対して警告するような意味があったのでしょうか。
アメリカ政府がスポンサーになって、このような映画を作ったかもしれません。

ピースメーカー 2005 12 21
 今から、10年近く前、ある映画を見ました。
それは、「ピースメーカー THE PEACEMAKER」(1997年アメリカ)です。
 この映画の内容は、こうです。
ロシアから、解体処理を行うはずの核弾頭9基が、
あるグループによって、国外に運び出されてしまったのです。
 そのうち、8基は、主人公の活躍によって、回収されましたが、
残る1基が、行方不明となったのです。
 正確には、覚えていませんが、その1基が、外交団の荷物に紛れて、
アメリカ国内に持ち込まれてしまい、国内にいた犯人グループに渡ってしまうのです。
 犯人グループは、ニューヨークの博物館のようなところに、
核弾頭を設置し、起爆装置をスタートさせてしまうのです。

戦術核 2005 12 20

2005年12月18日の共同通信社には、このようなニュースがあります。

戦術核250発が所在不明 ウクライナ武器密輸疑惑
【モスクワ18日共同】
 ウクライナのクチマ前政権時代などの武器密輸疑惑を調査する、
議会委員会のシンチェンコ委員長は18日までに、
旧ソ連時代にウクライナに配備された戦術核弾頭のうち250発が所在不明で、
第三国などに密輸された可能性があることを明らかにした。
タス通信が報じた。
 1990年代にウクライナからロシアへ移管されたとされる核弾頭数と、
実際にロシア側が受け取った弾頭数に250発の差があることが判明したという。
 これまでの検察の捜査でロシアの武器商人の武器密輸への関与が明らかになっており、
クチマ前政権とロシアが絡んだ大規模な武器密輸疑惑がさらに広がったといえる。
(引用、以上)









































































トップページへ戻る